髙橋さん
どのような仕事を行なっているのですか?
現在、副料理長として、現場全体を俯瞰して見ながら、約10名のメンバーをマネジメントする立場で活躍しています。現場には係長や主任などもいますが若手が多く活気にあふれています。1995年から料理の道に入りましたが、そこから培ってきた技術や知識をメンバーにも伝えています。焼き物、揚げ物、盛り付け、刺身、煮方など、さまざまな業務がありますが、すべてに目をくばりながら、組織力の向上を図っています。
ホテルおかだの料理のこだわりは?
季節感を出すこと、お客様に満足していただくこと、そして、箱根の特産を入れることを心がけています。例えば、「地産地消」という企画。「高価格帯の料理には箱根の湯葉」、「朝食だと豆腐や梅干し」、「お刺身は駿河湾でとれた魚」、「料理にあう地元のお酒の提供」など、地域感が出るような献立、メニューを提供しています。また、当社では団体のお客様用の宴会料理も提供していますが、ひと手間、ふた手間かけて、どなたにも満足していただけるようなクオリティの高い料理を届けられるように努力しています。
活躍できるフィールドはどうですか?
調理師や調理師を目指している方の採用を強化しています。「経験が浅いけど、自分にできるかな?」こう感じている方もいるかもしれませんが、心配は無用です。当社では調理師免許の支援制度もあり、私も含めた経験豊富なメンバーがフォローします。今年はフグの免許を取得し、さらなる技術力の向上を目指しているメンバーもいます。「自分はこうなりたい」「この技術を手にしたい」このような思いがあれば、会社は実現できるよう全力で応援します。常に新しい技術を手にしながら、成長を遂げられるのが当社の魅力です。新しい技術が増えるということは、ホテル全体の料理の幅が広がるということ。料理がホテルの強みとなり、お客様の笑顔の起点になれると嬉しいです。
働き方の特徴はありますか?
若手にどんどん任せる風土が根付いています。係長や主任は20~30代ですが、責任あるポジションを任せています。トップダウンでやることなどを決めることはなく、基本的には現場が考え、行動するなど、ボトムアップ型の働き方になっています。指示されるのを待つのではなく、まずは自分が動き出すことが重要。失敗しても、いいのです。それを糧に成長していけば問題ありません。もちろん、ベテラン勢も多数いるので、困った時や相談したいことがあれば、何でもサポートします。
応募者の方にメッセージをお願いいたします!
箱根は「古き良い伝統」と「新しいことへの挑戦」がバランス良く、行われている地域であり、当社もこの良さを活かしながら、日々、進化し続けています。私たちも個室の食事処で懐石料理を食べたい方にも対応します、ファミリー向けのディナーバイキングも提供しています。どちらかだけに縛られることなく、お客様のニーズを汲み取った上で、それぞれの良さを融合させながら働けるのが魅力ですね。