カルキウルミラさん
小田急リゾーツに入社したきっかけはなんですか?
日本に来たいと思ったのは、アニメやテレビ、既に日本にいる友達からの情報をもとに「安心でいい国」というイメージを持っていたからです。それもあり2014年に私自身も来日。日本語学校や専門学校に通いながら新聞配達の仕事をしました。就職も日本で行うことを決め、いくつかの会社の選考を受けました。私は接客の仕事が好きなので、ホテルの宿泊のフロント業務を希望。偶然出会ったのが小田急リゾーツです。箱根は私の出身地であるネパールの雰囲気と似ていて、自然も豊かで暮らしやすい感じもあり、入社を決めました。
どのような仕事を行なっているのですか?
入社後は温泉施設である「箱根湯寮」でまず3年間勤務。この期間でお客様への接し方はもちろん、社会人としてのマナーなどを学べました。その後に「山のホテル」に勤務。はじめはベットメイキングなどがしっかりと行われているかなどのマネジメントを行う業務を担当。現在はフロント業務を任されています。主に海外からのお客様に対して、チェックイン・チェックアウトの業務などを行っています。「箱根のオススメスポットはどこですか?」「観光地までの行き方を教えてください」などの質問や要望などにも対応しています。
仕事の醍醐味はなんですか?
私は、お客様と向き合う業務が大好きです。誠実に、丁寧に対応した際にお褒めの言葉をいただいたり、常連のお客様から「ミラちゃん、元気?」など、名前を呼んでいただけた際は特に充実感を得ることができます。もちろん、失敗することもあります。その際は大切にしているのは「お客様が気になったことは何か」「自分が足りなかったことは何か」を言語化することです。やはり、改善点が明確になっていないと、今後の接客方法を変えることもできません。正しく理解し、次に向けて準備する。この姿勢を大切にしています。
一緒に働いている方は、どんな人たちですか?
さまざまな年齢層の方が活躍しています。私のように外国人で働いている同僚もいるので、お互いに助け合いながら働いています。周りのメンバーは本当に優しく、何か質問や困ったことがあれば親身になって相談に乗ってくれます。「大丈夫よ。次から気をつけましょう」など、温かい言葉もいただけました。安心して働ける環境が整っているからこそ、一歩一歩着実に成長できました。最近では私自身が後輩への指導を行っています。先輩たちから教えていただいたことを、次世代に引き継ぐこともミッションの一つです。
応募者の方にメッセージをお願いいたします!
外国人が日本で働く上で欠かせないのが最低限の日本語の勉強でしょうか。実際に働いてみて感じるのは、日本語が理解できないと成長の速度が遅くなる可能性が高いということです。日本語を勉強してくると周りの先輩や上司たちも優しく教えてくれるので安心して働けますし、成長のスピードも早いと思います。