松本さん
彫刻の森芸術文化財団に入職したきっかけはなんですか?
前職は横浜のイベント系施設で営業をやっていました。いつかは自分が生まれ育った神奈川の西部、愛着の持てる地域に貢献できる仕事がしたいとずっと思っていました。そんな中、自分が大好きだった彫刻の森美術館の求人を転職サイトで見つけ、ご縁をいただき、入職を決めました。
彫刻の森美術館の特徴は?
一般的には、なるべく声を出さないで作品を鑑賞するのが美術館の楽しみ方だと思います。一方、当館の作品展示は屋外がメイン。どこか公園のような雰囲気があります。だから、お話しながら鑑賞したり、お子様が実際に作品と触れ合える体験型の作品も展示しています。約7万平方メートルの敷地の中で、豊かな自然と芸術を楽しんでいただくことができます。
現在のお仕事は?
美術館の運営業務です。具体的には、旅行会社のツアーに当館を組み込んでいただくための営業やテレビなどの取材対応、大型連休のイベント企画、日々の運営のなかでお客様の対応を行っています。中でも自分の中で達成感を感じることができたのは、今年のゴールデンウィークのイベントを企画した時でした。コロナの影響でしばらくイベントはできませんでしたが、今年は私が主導して「サーカス」をテーマにイベントを開催。GWはご家族連れで旅行に来ている方が多く、当館の特徴である屋外を活かして大道芸人の方々にパフォーマンスをしていただきました。企画は大変でしたが、100名規模の幅広い年代のお客様が集まり、大道芸を楽しんでいる姿を見たとき、とても嬉しい気持ちが湧いてきました。
どんな仕事がありますか?
現在は監視スタッフを募集しています。各展示場のピカソ館やギャラリーで、作品を守ったり、お客様の安全を守ったり、お客様とのコミュニケーションをとる仕事です。当館の仕事の中で一番お客様との距離が近い仕事ですから、お客様が作品を楽しんでいる、喜んでいるところをダイレクトで見て、感じることができるのが仕事の魅力ですね。
どんな雰囲気の職場ですか?
美術や専門領域に対する知識が深く、プロフェッショナルな人たちが集まっています。美術館に誇りを持って働いて居る人が多いように感じます。同時に、皆さん、優しく親切心を持って接してくれるので、私のようにアートの知識がなく未経験で入職した人にも働きやすい環境です。
箱根で働く魅力ってなんですか?
真っ先に浮かぶのは自然豊かな環境で、毎日良い空気を吸いながら仕事ができていることですね。私は以前横浜まで満員電車に揺られて通勤していました。それが今は比較的ゆったりした通勤スタイルに変わりました。また、日本有数の観光地で働けているということも誇りになっています。
応募者の方にメッセージをお願いいたします!
実際に働く環境としては、とても優しく親切な人が多いです。だから、アートに詳しくない方でもわからないことはなんでも質問しやすい環境だと思います。未経験の方でも、ご活躍いただけますので、興味があればまずご連絡いただけると嬉しいです!