箱根ブログ

箱根では、まだまだ寒い日が続いておりますが、暦的には、立春も過ぎ、これから少しずつでよいので、春に向けて暖かくなってほしいと個人的に思っています。箱根の春ということでは、桜がきれいに鑑賞できる場所がありますので、本日は、春の到来に先駆けまして、箱根での桜の見どころをご紹介させていただきます。
箱根では地域によってソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど様々な種類の桜を見ることができます。高低差があるため、一番開花の早い湯本から芦ノ湖周辺の開花まで約一か月（例年の場合ですと、4月上旬～下旬）桜を楽しむことが出来るのも箱根の桜の特徴です。
箱根での代表的な桜の見所は、以下のような場所になります。

＜箱根での桜の見所＞
①宮城野　早川沿いの桜並木　【見頃：4月上旬～中旬】
早川沿いにソメイヨシノの桜並木が約450メートル続き、川のせせらぎを聞きながら満開の桜の下を散歩することができます。4月上旬に開催される「宮城野さくら祭」の期間中はライトアップされ夜桜を楽しむこともできます（過去の例ですが、掲載写真のようにごらんになれます）。
②箱根強羅公園　【見頃：4月上旬～中旬】
大正3年（1914）に誕生した日本初のフランス式の庭園として知られ、ソメイヨシノの他にシダレザクラ、マメザクラ、ジュウガツザクラなど種類が多いのが特徴です。また、箱根で数本しか確認されていないという非常に珍しいヤエマメザクラを見ることができます。
③箱根小涌園蓬莱園　【見頃：4月上旬～中旬】
約5,000坪の広い庭園を自由に散策することができます。園内に咲くソメイヨシノや、周辺の山々の桜も楽しめます。
④恩賜箱根公園　【見頃：4月中旬～4月下旬】
富士山を正面に芦ノ湖を見下ろすパノラマのような景観を楽しむことができ、「かながわ景勝50選」のひとつにも選ばれています。富士山をバックに咲き誇る桜は一見の価値ありです。

少し先になりますが、4月頃に箱根にお出かけの予定がございましたら、是非、「桜の鑑賞」も一つのイベントとしてご検討いただき、春の箱根をお楽しみいただければと思います。