箱根ブログ

10月からはじまる新しい企画展・イベントをまとめてみました

情報更新日:2017 09/30 (土)

芸術の秋、アートな箱根、すすき草原にも近い仙石原のミュージアムにて開催中の企画展、10月からはじまる新しい企画展・イベントをまとめてみました。
箱根ガラスの森美術館
─ヴェネチアン・グラス二千年の旅展─
会期:2017年4月29日(祝土)から2017年11月26日(日)まで
今から約2千年前の古代ローマ帝国時代、ガラス製法は飛躍的な発展を迎えました。鉄パイプの先に熔けたガラスを巻き付け、空気を吹き込んで制作する技法が発明されたことで、貴重品であったガラスをより多くの人々が手にすることができるようになりました。
高度に発展したガラス製法はローマ帝国の衰退後、水の都ヴェネチアのガラス職人たちの情熱と技術で復活を遂げます。職人たちは古代ガラスの製法や形体の復元に留まることなく、創意工夫を施し、繊細華麗な作品に昇華させました。
本展では、長年の風化の影響で銀化し、虹色の輝きを放つようになった古代ガラスと、その影響を受け発展を遂げたヴェネチアン・グラスを展示し、今なお人々にロマンを与え続けているガラスの歩んだ時空を超えた旅を辿ります。
http://www.ciao3.com/…/ki…/2017_venetianglass2000/index.html
箱根ラリック美術館 
-懐かしの駅弁掛紙展-
会期:2017年9月16日(土)~11月26日(日)
掛紙とは・・・駅弁の蓋に貼られている紙のこと!通常は、駅弁を食べれば捨てられてしまいますが、その土地の名物を表すデザインが多いものです。特に明治から昭和にかけての掛け紙は、現代のように画像で見せることではなく、デザインや言葉でその魅力を伝えています。懐かしの掛け紙や駅弁グッズなど、掛紙を通して、日本の駅弁文化をご紹介します。
ただ今開催中の企画展のテーマは鉄道の旅。土日祝限定で販売している駅弁風のオリジナル弁当、「コート・ダジュール弁当」に関連しての開催です。レトロなデザインの欠けが身にもご注目ください。
http://www.lalique-museum.com/
星の王子さまミュージアム
-吉谷桂子プロデュース・フラワーチャペル-
会期:2017年10月1日(日)〜10月31日(火)
星の王子さまミュージアムのガーデンデザイナー吉谷桂子氏が、サン=テグジュペリ教会をフラワーアレンジメント。花のカーテンや、バラのアーチのパネルなど、まるで本当のローズガーデンにいるかのよう。当館ガーデンの魅力がぎゅっと詰まった空間をお楽しみください。
http://www.tbs.co.jp/l-prince/
ポーラ美術館 
-100の名画でめぐる100年の旅-
会期:2017年10月1日(日)~2018年3月11日(日)
出品点数:絵画100点
出品作家:エドゥアール・マネ、クロード・モネ、ピエール・オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ、アンリ・ルソー、アンリ・マティス、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、マルク・シャガール、パブロ・ピカソ、黒田清輝、岡田三郎助、岸田劉生、佐伯祐三、梅原龍三郎ほか
2017年、ポーラ美術館は開館15周年を記念し、特別なコレクション展を開催いたします。
ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目・鈴木常司が40数年かけて収集したもので、西洋絵画、日本の絵画、ガラス工芸、東洋陶磁、化粧道具など、ジャンルは多岐にわたりその数約1万点を数えます。特に当館の絵画のコレクションは、19世紀から20世紀にかけて活躍した画家たちの重要な作品が、体系的に集められています。本展覧会では当館収蔵の絵画作品のなかから、ポーラ美術館が選ぶベスト100、西洋絵画71点、日本の洋画29点を厳選いたしました。
本展では、この100点の名画を、画家や芸術運動、主題や時代に関わる20のテーマに分け、19世紀半ばから世紀転換期を経て、20世紀にいたる約100年間の西洋と日本の近代絵画の流れを旅するようにご覧いただきます。100点はどれもコレクションを代表する名作ばかり。ポーラ美術館はじまって以来の贅沢なコレクション展です。
10月1日(日)より現代美術展示スペースのオープニング展
橋爪 彩「Girls Start the Riot」展を開催!
ポーラ美術館は、開館15周年を機に、新たに未来を切り拓く現代美術の作家を紹介するスペースを新設します。このスペースのオープニング展として、橋爪彩(はしづめ・さい)の個展「Girls Start the Riot」を、10月1日(日)から2018年1月8日(月)まで開催いたします。
本展のタイトルは、橋爪が伝統的な西洋絵画のアップデートを試みるシリーズ「After Image」(2010年-)における、初期の代表作《Girls Start the Riot》(2010-2011年)に由来しています。橋爪は、精緻かつ丹念な描写を特徴とした絵画を制作し、約5年間の滞欧生活を経た後に、ボッティチェリやカラヴァッジョといった伝統的な西洋絵画の翻案に着手し、近作ではマグリットやゴッホ等をテーマとした作品に取り組んでいます。本展では、「After Image」シリーズの原点でもあり、マニフェストでもあった《Girls Start the Riot》を出発点として、このシリーズにおいて橋爪の描いた、現在に至るまでの軌跡をご紹介します。
http://www.polamuseum.or.jp/
https://youtu.be/tFqCuqo-D44
Instagram FACEBOOK