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明治11年(1878 年)7月15日、日本で初めての本格的なリゾートホテルとして富士屋ホテルは開業しました。
そんな富士屋ホテルには100年以上の歴史がある、伝統のカレーがあります。富士屋ホテルの味を絶やすことなく受け継がれてきたカレーとは一体どんなものなのでしょうか?

富士屋ホテルのカレーの歴史は、大正時代までさかのぼります。 現存するメニューカードに記載があるのは、大正4年(1915年)が最古です。「カレー」という料理が日本で普及し始めたのは、大正時代だと言われています。ですから、富士屋ホテルのカレーは、時代の先駆けだったのかもしれません。

富士屋ホテルのカレーは、昔から富士屋ホテルの自慢のランチでした。
1957年に来館されたインドのネール首相や、1958年に来館されたイランのモハンマド・レザー・シャー皇帝に「チキンカレー」を、1957年に来館された高松宮様には、「蟹カレー」を提供していました。
また、富士屋ホテルのカレーは、初期の頃からバリエーションも豊富で、1915年のビーフカレー、1916年のジビエカレー、チキンカレー、1936年には蟹カレー、マトンカレー、エビカレーなど、様々なカレーを提供していました。

富士屋ホテルズ&リゾーツ全てのホテルのレストランでカレーをお楽しみいただけますが、一度味わっていただきたいのが、「富士屋ホテル」でのカレーです。
明治11年創業の「富士屋ホテル」で、クラシカルな内観を眺めながらお食事を楽しむひと時は、お客様の思い出に華を添えます。
ご自宅ではなかなか味わえない優雅なひとときになることでしょう。

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