耳寄り情報
鮮やかな色絵の世界 -色絵陶磁器展ー
九州の有田(伊万里)は、日本で最初の磁器が焼かれ、その製品は染付に始まり、1640年ころには酒井田柿右衛門(かきえもん)が上絵付された白磁、いわゆる色絵を開発しました。白い地肌にさまざまな色調の絵具で彩られた優美な意匠は人々を魅了し、江戸期以後飛躍的に発展し代表的な磁器の生産地となりました。一方、茶道の興隆に伴って茶碗や茶入れが盛んに焼かれるようになり、日本独自の色絵として京焼きが焼かれるようになります。「色絵陶磁器展」では、金襴手、九谷様式などの古伊万里の大皿や、尾形乾山等の京焼きの茶碗など、鮮やかな色絵の陶磁器を展示します。併せて中国、明・清時代の色絵磁器等もご覧いただけます。
やわらかな新緑に包まれた庭園とともに、艶やかに絵付けされた色絵のやきものの数々をお楽しみください。
情報掲載日 | 2017/04/22(土) |
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施設名 | 箱根美術館 |
場所 | 箱根美術館 |
住所 | 箱根町強羅1300 |
エリア | 強羅・宮城野 |
お問い合せ先 | 0460-82-2623 |
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