耳寄り情報

箱根ラリック美術館とお香や和紙製品の専門店「東京鳩居堂」とのコラボ商品が発売されました♪

新商品は、全部で4種類。そのうち、ミニレターセット「HITOKOTO」は、香水瓶「クレールフォンテーヌ」（1931年）と室内装飾「雀」（1929年）をモチーフに描きおこしたイラストをあしらったデザインです。スズランの花と雀の部分は、美しい箔で表現されています。

「クレールフォンテーヌ」は、「澄んだ泉」という意味で、ラリックが家族とともに休日を楽しみ、制作のアイディアを得た大切な場所の名前でもあります。
また、室内装飾「雀」は、ラリックが愛する家族のために制作した特別な一室を飾りました。
そんなラリックの家族への愛情や思い出がつまった作品が、大切な人への思いを伝える文具として生まれ変わりました。

一筆箋は、当館所蔵のラリックの作品、花器「パンチエーヴル」（1926）とペンダント「フジ」（1900-1903年頃）をモチーフに描きおこしたイラストをあしらってデザインされた二種類を発売します。

ペンダント「フジ」は、植物の曲線が繊細に表現されたアール・ヌーヴォー期らしいジュエリー。お魚が右へ左へ泳ぐ姿が描かれた花器「パンチエーヴル」（1926）はラリックの娘スザンヌがデザインをしたもの。
いずれも鳩居堂さんらしい和のテイストにアレンジされた上品な文具に生まれ変わりました。

当館オリジナル商品として、ミュージアムショップにて販売しております。

ご来館の際には、ぜひお手に取ってみてくださいね。